一貫生国語
中高一貫校生用の国語学習。現代文・古文・漢文・小論文を個別指導。
 
本


国語の指導方針

国語(とくに現代文)という教科は、ある意味すべての教科の基礎となるものであり、また生まれてから今までどう学んで来たか、社会や自然、他者などにどういう興味関心を持って来たか、そうしたすべてが表れてくる教科です。普段、本や新聞を読んでいない、社会の出来事(芸能やゴシップなどではなく)に関心を持っていない、言葉や表現に興味を持たない、そういった生徒さんが最近増えています。国語が苦手、現代文が解けないという生徒さんの多くはそうしたこれまでの生活、経験の積み重ねの結果です。ですから、その負の積み重ねの解消にはそれなりの処方箋があり、むやみやたらに本を読めばよいといったものではありません。やはり効率的でバランスの良い学習を一定以上続け、当然覚えるべきものは覚えなければなりません。ただ、覚えるべきものは覚え、やるべきことをやって正しく指導を受けて学習を続ければ、自学するよりははるかに効率的に力が付きます。茗溪では、一斉授業のメリットデメリット、個別指導のメリットデメリットを熟知した経験豊富な講師により、生徒ごとの最適な指導を行っています。


古典の指導方針

古典分野の指導は、まず古文を先行させ時期を見て漢文を加えて指導していきます。古文は現代文に比べれば短期で実力がついていく教科です。苦手の原因の主たるものは、単語を覚えていない、文法が不確かである、主語がわからないの三つです。単語は300~400語を徹底して反復演習します。文法も季節講習を中心に繰り返し徹底します。問題は主語の把握です。学校の古文の授業は(読めばわかるだろう的に)この点を案外おろそかにしています。英語の教授法にくらべ古文の指導法はあまり研究されていません。授業ではそうした主語の把握を重視しながら、読解を進めていきます。(参考書などでも、主語の把握にページ数を多く割いているものはまだ多くありません。)


記述・論述力の強化と新テストへの取り組み

東大、京大、一橋大といった国公立大学や、早稲田大学の法学部(小問として一題出題)、津田塾大学などではこれまでも記述・論述問題が出題されてきました。(慶応大学では全学部で国語の代わりに小論文が出題されています。)さらに早稲田大学政経学部で、近年中央大学法学部でも記述問題が出題されています。つまり、難関大学では読解力・思考力に加え記述論述力が求められています。


また、このたびセンター試験に変わり新共通テストが導入されることとなり、現代文分野で記述問題が加わります。施行テストによれば条件がいくつか加わった説明問題といった形式で、結果公表では正解率が高くないようですが、全体の時間的制約から時間が足りず記述問題にまで十分に時間が取れなかったことも大きな理由と考えられます。形式に慣れ、十分練習を重ねれば対応できるものの考えております。(詳しい内容は拙著『思考力問題の研究』旺文社刊共著、でご覧ください。)それゆえ、新テスト対策としても十分練習を重ね対応していきます。


中高一貫校生個別対応指導の
イメージ:クリック!



お問い合わせ