KHさん
私が高校生活で一番楽しかったのは化学実験です。
将来は新素材を開発する研究職に就きたいと思い、国立大学工学部を目指すことにしました。
オープンキャンパスで東京農工大学に行きたいと強く思うようになってから少しずつ課題や試験勉強以外も始めるようになり、高3になる直前に茗渓予備校に入りました。
夏までに受験範囲を終わらせ、その後演習を積んでいきましたが、実力不足で東京農工大学には合格できませんでした。
浪人してもう1年茗渓予備校で見て貰えると決まった時はとても心強かったです。
平日午前中は自宅で、午後は授業がなくても17時までは茗渓予備校で
自習する毎日が始まりました。私は体力がないので、続けられるか最初は不安でしたが、なんとか続けることができました。不思議と焦ったりすることはありませんでした。
菓子先生が用意してくださる問題を淡々と解いていくだけで確実に力がついていきました。模試は最初からB判定で、最後には受験予定の大学が全てA判定になり、ほっとしました。
第一志望に合格できるかもしれないという期待と同時に、浪人にも付き合っていただいた先生方をがっかりさせたくないという気持ちも生まれ、段々プレッシャーが強くなっていったと思います。
現役生の時は、試験の合間に親にLINEをしたりしていましたが、今年は集中したいから連絡しないと伝えて共通テストに臨みました。得意科目の化学が難しく、模試のように8割には届かず、判定もCに近いB判定でした。
先生には「特別なことはしないでいつも通りで」と言われていましたが、前期試験当日、少しでも多く点数が取りたかったのに今度は英語が思ったより取れず、最後の数学前に母にLINEをしました。連絡しないと言っていたのに急にLINEが来たので母はとても驚いたそうです。「英語が難しかった。次の数学緊張する」と伝えると、母から「緊張しているならなおさら無理して点を多く取ろうとしないで、先生が言った通りにした方がいいと思う」と言われ、最後の数学に臨みました。大問4つのうち、ひとつは今まで見たことがない問題、二つは最後まで解答できる問題、もうひとつは最後まで解けないかもしれない問題でした。最後まで解答できる問題二つを解き終わった時、120分のうち、40分しか経っていませんでした。私は落ち着いた気持ちで見たことがない問題に取りかかりました。それは発想問題で、運よく解くことができ、最後の30分を使って大問3つ分をじっくり見直しすることができました。
結果、前期で東京農工大学に合格することができました。あの時浪人したいと母にお願いしたこと、浪人の1年も茗渓予備校で見て貰えることになったこと、土壇場で「いつも通り」を実行して結果数学で3完できたこと、全部繋がってこの合格が貰えたのだと思います。
本当にありがとうございました。
これから受験する皆さんは譲れない目標を決めたら、あとは先生を信じてひたすら頑張ってみてください。
アンケート
勉強開始動機
研究職に就きたいと思ったから。そのためには国立大学に行く必要があるから。
学 習 時 間
高1/高2/高3
高1~高2は試験前以外は課題をする程度、高3は平日3時間、休日5時間。
受験使用科目
国語、数学、英語、理科(化学、物理)、地理、情報
志望決定理由
オープンキャンパスで研究室を見学して直接教授とお話した印象。ここで研究したいと思ったから。
茗溪受講科目
数学:受験校に合わせた二次対策にじっくり取り組ませてもらった。段階を踏んで確実に力をつけてもらった。
英語:たくさんの問題に触れさせてもらった。単語テストの積み重ねも力になった。
成 績 推 移
高3は知識も演習も足りず模試も農工大はD判定だった。浪人した1年は最初からB判定で、最後の模試でA判定となり合格できるかもしれないと、とても嬉しかった。過去問も確実に点がとれるようになっていった。
茗溪の良い点
先生が先生らしいこと(友達のような先生が苦手なので)。自分に今必要な最適な問題を用意してくださるところ。落ち着いた雰囲気。
反 省 点
高2のうちに受験範囲が一通り終わっていて、高3はたくさん演習が積めるとよい。
後輩に助言
先生の作ってくれたレールをあとは走るだけ!頑張って!