2017年度 合格体験記

合格者座談会:FYさん、YAさん

平石:本日は 2016年度の合格者座談会ということで、FY君とYAさんに来てもらいました。二人ともおめでとうございます!

FY:ありがとうございます。

YA:ありがとうございます。

平石:まずお二人のプロフィールをお願いします。進学する大学と学部から。

FY東京大学の文科Ⅱ類に進学しました。

YA慶応義塾大学の経済学部です。

佐藤:他に受けた大学はどこですか?

FY:慶応の経済と商、あと早稲田の政経、明治の政経です。

佐藤:YAさんは?

YA:ほぼ一緒なんですけど、私は明治じゃなくて津田塾の国際関係と学習院の法学部を受けました。

平石:通っていた学校は中学受験で入ったのかしら?

YA:小学校から光塩でした。

FY:僕は幼稚園からです。

平石:大学生活が始まったばかりですが、将来の進路とか希望はありますか?

FY:僕はもともと、これになりたい、とかがなくて。なかったんで、逆に高い大学へ入って、そこで色々学んで見つけられればと思っていました。今は期待のほうが大きいです。

YA:留学を1年以上はしたいと思っています。将来何かの職に就きたいということではないんですけど、企業に総合職として入って自立した女性になりたいです。それに向けて経済を勉強しようかと。

佐藤:オープンキャンパスとかは行きましたか?

FY:行かなかったですね(笑)。学園祭に行ったことはあったんですけど…

平石:まあね(笑)。雰囲気とか掴めればね。東大の場合は行かなくてもいろいろな情報が手に入りますしね。

佐藤:最初から東大に行きたいと思ってたの?

FY:決めたのは高2の秋ですね、ちょうど野球部を以後続けるかどうか決めなくちゃいけなくて、それでスッパリ辞めて勉強に移行したって感じです。

佐藤:高2の秋で辞めないと間に合わないという認識でしたか?

FY:はい、自分の成績とそれ以後のことを考えると。

佐藤:その頃の模試の成績、判定は?

FY:東大はDかEでした。

佐藤:YAさんはオープンキャンパスへは行きました?

YA:高2の夏に行きました。高3は一回も行ってないです。

佐藤:慶応の判定は高2の段階では?

YA:学校で受けた模試で高2の夏は絶好調だったんですけど、そこから高3のはじめでガクッと下がって、ほぼDかEみたいな(笑)。私大も全部Dだし国立もEだし。

佐藤:落ちた原因は何だかわかります?

YA:その時はセンター模試みたいなのだったので、センターの勉強は高3の始めにはできてなくて、受けてみるだけ受けてみようみたいな感じでした。

佐藤:なるほどね。受験が終わってみて、その判定は当てになったと思います?

FY:僕自身としては、志望は僕自身の能力よりも高いって割り切っていたので。次の模試の成績が落ちないようにってだけを心がけていました。最後の東大模試ではCだったので、伸びてるなって感じはしていました。

佐藤:YAさんは?

YA:高3の最初はどん底で、学校で受けた模試は、勉強もしてなかったんで悪かったですけど、秋の模試には国立大の判定がAまで上がって。でも他の秋の慶応ではAは取れなかったです、常にBかCか。

佐藤:本格的な受験勉強はいつぐらいに始めましたか、入試問題に取り組む感じの勉強は?

YA:高3の始めです。

FY:高3の始めですね。

YA:赤本は25か年分を解きました。

佐藤:25か年(笑)! 科目は?

YA:数学と世界史。国語に関しては、学校の国語の先生がプロだったので30年はやっていたと思います。

佐藤:では高3時の1日の勉強時間はどれくらいでしたか?

FY:平日は学校から茗渓に着くのが4時くらいで9時過ぎまで、自習室で勉強してました。

佐藤:自習室を利用していたんですね?

FY:ここの自習室しか使ってませんでした。休日は10時から6時まで。やり残したのもがあるときは近くのカフェを使っていました。

佐藤:YAさんは?

YA:同じですね、学校があるときは4時くらいに茗渓に来て。夜ご飯は家で食べたかったから8時くらいに出て、9時から11時くらいまで家で勉強してました。休日は10時~6時と、家に帰って8時~11時とかです。

佐藤:YAさんは勉強の計画とか立てていましたか?

YA:私は、予定が立ってなくて見切り発車することができなかったので、完全に予定を立てて「予定を崩すまい!」と思ってやってました。スケジュール帳に、1週間の内容を前の週の終わりに決めて。予定は念のため余裕を作っておいて、学校でできなかった問題を解きなおす時間に充てるなどしていました。

佐藤:部活の話を聞かせてください。

FY:中学から高2の秋まで野球をやっていました。

YA:中1から高3の4月まで水泳部でした。

佐藤:早めに引退していたようなので、受験勉強の妨げになるようなことはなかったでしたよね?

平石:でも二人とも一生懸命活動していたよね?

YA:部長でした。

FY:僕は副部長でした。

佐藤:高2の時は部活と受験勉強のバランスは?

FY:高2の時に受けた模試の結果が良くて、その時に東大を意識し始めました。その時は勉強と部活を両立して成績も維持できていたんですけど、本気で東大目指すには、このまま部活を続けていたら無理だと秋の合宿中に悟って、そこで完全に割り切りました。秋に引退して全部勉強に向けると。

佐藤:では、茗渓予備校の特徴を教えてください。ここで受講してきた科目とどうやって勉強してきたかを。

FY:僕は中学の時に数学から入会したんですけど、学校の勉強もままならない状態だったので学校の勉強を主体にしてました。途中から英語と国語を追加して、それをずっと続けて基礎力がついてきた頃から入試対策に移行しました。高校2年くらいまでは学校中心の勉強で。

茗渓は個々にみてくれるので、先生が自分の弱点とかをわかってくれてよかったです。自分の弱点をつぶしてくれるには本当にいい環境でした。あと、先生方は各学校の入試傾向も把握してくださっていたので、無駄なく勉強ができたと思います。

YA:英語でお世話になっていたんですけど、最初プログレスの勉強を教えてくれる塾ってことで茗渓がヒットして通い始めました。そこでどんどん予習を進めて、結果的に学校の授業は茗渓の復習になって、学校での成績が取れて自信もつくようになりました。高1くらいからは学校の勉強は自分でやってって言われて、そこから英文和訳とか色々やりはじめて、それが入試の基礎になったと今になって思います。入試対策に移ってからは、先生は求めれば120%で返ってくる感じで、先生がくれる教材をひたすら解いていました。間違えた問題をピックアップしてまとめようと思ったんですけど、それができるような量じゃなくて(笑)。何回も解くうちに記憶に残ってくるから、先生の教材を何回も何回も必死に解いて。それは本当によかったと思います。

佐藤:茗渓予備校は個別指導で大学受験勉強をしますが、どうでしたか?

FY:僕は集団の予備校へ行ったことがないので詳しくはわからないですけど、わかっている単元の授業を一から聴くというのは、僕としては、時間のロスにもつながりかねないと思います。茗渓のような形式だと、自分が何がわかって何がわかっていないか、自分の能力を把握していればピンポイントでアプローチがしやすい形態だと思います。

YA:私は科目で予備校を使い分けていて、英語は茗渓だったんですけど、世界史と数学は苦手だったから、一から勉強できる大人数の予備校はよかったです。実は英語の授業も、中3の終わりくらいに数か月だけ他の予備校に浮気したことがあったんです(笑)。

佐藤:(笑)

平石:(笑)

YA:それで行ってみて、わかっていることを聴くのが嫌で我慢できなかったです。FY君も言ってましたけど、自主的に自分のやるべきことがわかっていれば本当に活用のしがいがあるので、英語が好きだった私としては茗渓で正解だったと思います。

佐藤:後輩たちにメッセージか何かありますか?

FY:さっきも言いましたけど、茗渓は授業にせよ自習室にせよ使い方次第です。自分の勉強法と組み合わせれば何倍にも効果を出してくれるところなので、受け身でなく能動的に自分の能力を把握して利用したほうがいいと思います。

YA:その通りです。主体的にどんどん勉強していってほしいです。あと、受験中に悩む暇があるなら、1問でも多く解いたりして、ひたすら勉強してもらいたいと思います。

佐藤:ありがとうございました。