文科省の英語教育実施状況調査は17年12月、全公立中高計1万2774校を対象に行った。語学力の国際規格「CEFR」を基に、中3は6段階中一番下の「A1」にあたる英検3級高3は「A2」にあたる準2級相当以上の生徒の割合を調べた。英検以外の民間試験受験者や、教員が基準を満たしていると判断した生徒も含む。文部科学省は6日、調査結果を公表...中学3年で英検3級相当以上の英語力を持つ生徒は40.7%と13年度から8.5ポイント増えたが、50%とする国の目標には届かなかった。公表された自治体のうち、目標値を超えたのは福井県、さいたま市など8都県政令指定都市(12%)で、地域差が見られた...英検3級相当以上の中3が62.8%、英検準2級相当以上の高3が52.4%と、いずれも最も高かった福井県...県教委によると、日本人教師も一部の複雑な文法学習を除き、ほぼ日本語を使わず授業を行う。文科省の調査では、教師の英語力も中高ともに全国1位。

高校生の「書く、話す」に課題があることが浮き彫りになった。一定の水準に達した生徒の割合が「読む、聞く」の半分前後にとどまり、0点の生徒も多かった。文科省は「4技能に偏りがある。各高校に授業改善を促したい」としている...文科省は語学力の国際規格「CEFR」に基づき、目標得点を中高の4技能ごとに設け、水準に達した生徒の割合を公表。高3で目標点以上だった生徒は「読む」33%、「聞く」33%に対し、「書く」19%、「話す」12%にとどまった。書く、話すの得点分布はいずれも0点が最多だった。 中3で目標点以上だった生徒は「読む」28%、「聞く」29%、「話す」33%、「書く」46%といずれも3割を超えた(詳細:日本経済新聞)。



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