東京農工大 高3の秋に入学し、最短3年で卒業できる独自の推薦入試実施
東京農工大は平成19年度にも、高校と連携した独自の入試制度を取り入れる方針を固めた。大学で受けた授業は、高校と大学双方の単位として認められ、高2修了後に大学入学する「飛び級」と違って、高校卒業資格も得られる。「3年で大学卒業」を受験生へのアピール材料にする考え。
東京農工大は42の高校と連携し、高校生を夏休みに大学の研究室での実験などに招いている。これらの提携校など向けに40人程度の枠を設け、高3の夏休みに推薦入試をする。合格者を対象に理系の基礎科目の講座を独自につくり、10月から翌春までの半年間、高校に通いながら、大学でも授業が受けられるようにする。
翌春に正式に入学する前から単位取得が認められるため、最短で3年で卒業できるという。大学志願者数が募集定員を下回る「全入時代」を控え、大学間の競争が激しさを増す中で、優秀な学生を早めに確保する狙いがある。 (朝日)