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  高木代表より  
  KIRI 10月号  
 

プログレスvsトレジャー雑感

 茗渓でプログレスを英語学習の基本教材にしてから20年近くなります。1994年には教育通信『めいけい』で特集号を組んでいます。その中にプログレスの著者であるフリン神父と長谷川潔先生(当時横浜国立大学教授)と私の3人で津和野の教会でおこなった座談会「日本の英語教育を考える。」が掲載されています。この時期に、ソニーの教育事業部(今はない)が開発したリピーターが新たに導入されました。その後、プログレスは日本全国の私学でどんどん採用されていきました。この特集の最後のページでフリン先生はプログレスが目指す3つの方針を宣言されています。
 (1)人間教育のため (2)コミュニケーションのため (3)大学進学とその先の進路のため
 (1)からはキリスト教の布教を生涯の勤めとする神父の強靭な精神が読み取れます。「教師は教育者です。知性、理性、意志、記憶、想像性、とりわけ心、言い換えれば教養という、生徒たちのさまざまな能力が育つのをリードし手助けするのが教師です。」とフリン神父は語ります。(この文書に興味のある方にはコピーを差し上げます)
 それから13年目にあたる昨年までに、フリン先生の弟子たちが協力して新版プログレス21(21世紀の21)がブック5まで完成しました。まだ旧版を使っている学校もあります。
 最近、このプログレスを強く意識した「トレジャー」という教材が大学入試で有名な出版社のZ会から出版されました。たまたま、このシリーズの生みの親である松井先生(元河合塾英語科教科主任、現在夙川学院大学教授)と仕事上でお付き合いすることになり、この英語教材を編集執筆した坂井先生をはじめとする国の内外の人々とも知己を得る機会を得ました。どちらの教材が英語教材の市場を席巻するのか分かりませんが、私は私なりに生徒たちと英語を学んでいきます。

 
 

 

 
     
     
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