大学合格者インタビュー

厳しい状況からいかに勉強したか。茗渓の活用法

質問をする平石講師
質問をする平石先生
平石:では、担当してきた私が言うのもなんですが、茗渓予備校の特長、「自分はこのように活用してきた」など、カズヤ君の視点からで結構なので教えてくれますか。まず、一週間のスケジュールから。

カズヤ:月曜は物理、水曜が数学と化学、木曜が英語で土曜が古文・漢文でしたね。あと日曜がインテンシブでした。

平石:ここ(茗渓)でインテンシブというものをやっているんだけど、カズヤ君から見てどうでしたか?

カズヤ:基本的にやりたい勉強ができるということですね。先生がそばに居てくれて、質問しようと思えばいつでもできるし、自分のペースで勉強できたと思います。

平石:役に立ちました?

カズヤ:そりゃあもちろん。一週間やり残したところを全部消化できるところだったので。特に先生がそばにいるってことはすごく大きかったです。問題集一冊買ってくるのと同じくらいか、それ以上の問題演習をしました。

平石:各校舎からの受験生が笹塚に集まってインテンシブを受講していたわけなんだけれども、色々な仲間たちと切磋琢磨ができたと思います。我々もそれを意識してインテンシブを開講しているわけなんだけれども…カズヤ君から見て、同じような仲間と勉強することに対してどう思った?

カズヤ:この人もこれだけやっているんだからやらないと僕もそれだけやらないと受かるはずないなと刺激されました。暇さえあれば自習ルームも活用できたし。

平石:茗渓予備校は一人ひとりを丹念に見るという形式をとっているのだけど、この授業形式はどうだろうか?

カズヤ:結果論にはなりますけど…成績を伸ばすために予備校に通って、僕は結果的に伸びたので合っていたと思います。実際、高2の夏に集団授業の予備校に通うか茗渓に残ろうか考えていたときに、自分にはどういう授業が合っているかを考えて判断しました。まあ、その判断は正しかったんだと思ってます。

平石:まったくの個人ではない形式だよね。マンツーマンでないのだけども、それはどうだろうか?

カズヤ:さっきも言いましたけど、周りの人たちと友達になれて、一緒にがんばれる。そこが大きいと思いますね。



受験を振り返って⋯後輩たちへのメッセージ

インタビューに答えるカズヤ君
インタビューに答えるカズヤ君
平石:4月から新しい生活を送るわけですが、期待や不安もあるでしょうけども、まず期待することから聞きましょうか。

カズヤ:ブラスバンドが再開できることですね。音楽が好きなので。あと運動も始めてみたいですね。テニスサークルなりの。

平石:不安に思うことは?

カズヤ:5類から制御システムに行くには1年次でかなりの成績をとらなきゃいけないんで。東工大に入ってくる人はみんなすごい人ばっかりだから

平石:そうですね。日本各地からの方と当然留学生の方もいらっしゃるわけだからね。

では最後になりますけど。私たちはもう来年受験をする人たちの指導を始めているわけですけれども、カズヤ君に続くように、後輩たちにアドバイスをお願いします。

カズヤ:目標を定めることだと思います。大学なり将来の仕事なり。目標があればモチベーションを維持するのがものすごく楽になると思います。僕の場合は「ものづくり」があったんでモチベーションを上げられました。

平石:逆に、「これだけはしてはならない」みたいなものはあるかな?

カズヤ:僕はTSUTAYAに行くのをやめました(笑)。行っちゃうと普通に1時間2時間と…あとは「全て勉強のため」と考えていました。休むのもご飯を食べるのも眠るもの勉強の効率のため。つまり受験を前向きに捉えようということです。受験勉強は楽しくはないとは思っていたので、なんとか前向きに考えて乗り切った感じですね。

平石:後輩たちにメッセージがあればお願いします。

カズヤ:どこの予備校でも、自分自身がどういう人間かを知った上で、どの先生に合うかを判断しないと失敗すると思いますね。「この先生は問題を数多くぶつけてくれて、テクニックを教えてくれる」とか「この先生だったら最後までついていけば大丈夫だな」とか、人を見極めるって言うんでしょうか…

平石:すごいねー(笑)。

カズヤ:でも必要なスキルだと思うんですよ。先生と触れ合って行く上でその先生を理解することです。

平石:特に私たちはコミュニケーションを大事にしていますからね。

カズヤ:はい 、重要だと思います。

平石:はい、本日はありがとうございました。そして本当におめでとう。充実した大学生活を送ってください。

カズヤ:ありがとうございました。

カズヤ君と平石講師
カズヤ君と平石講師


決して楽な大学受験ではなかったでしょう。でも夢と目標をしっかりと持ち、自分を信じて大きな成果をあげました。大学受験を向かえる後輩たちも彼のように、強い信念を持って挑んでもらいたいです。