こんにちは。石井です。

大学入試と一言で言っても色々とあってわかりづらい。

そんな声をよく耳にします。

確かに分かりづらいと思います。


私が高校生の頃なども、せいぜい

「センター利用」「前期」(「中期」)「後期」「私大一般」

これくらいだったのではないかと思います。

その他に指定校推薦。


現在は、推薦の部分が細かく分かれていますし、

私大一般も、方式が複数あります。

センター利用だけでなく、センター併用もあって、

その他にTEAP利用の受験なども大学によってはあります。

これだけ細かく分かれてしまうと、確かにどうしたらいいものかと

思う部分が出てきてしまうのもわかります。


続きは↘から

これら複数の方式の入試を行う大学に、質問をしたことがあります。

大学側と話すことのできる機会が何回かあるのですが、

どういった学生に来てほしいと思っているか等聞いてみました。


それらの話を解釈してまとめると次のようになります。


・異なる試験方式を採用することで各試験で計れる異なる素養を持つ学生を採りたい。

 TEAP利用の試験では英語はTEAPでクリアさせ、他の科目勝負にしたいという思いがある。

 したがって、理系であれば理数系が特に強い受験生を合格させたい。

 英語が得意であれば、TEAP受験よりも一般受験で勝負してもらった方が良い。


・試験日程ごとに難易度が違うことがあるが意図するところはある。

 一般的なメインの日程では過去の出題傾向・難易度を踏襲する。

 3月に入ってからの試験の場合には、上位校を不合格であるから受験しに来る生徒もいる。

 それでも大学進学を目指す優秀な受験生を拾いたい。

 目指す大学によって、「当たり前にできる問題」は変わるので、

 メインの日程では出題できないものでも、3月に入ってからの試験で出すことがある。


茗渓予備校で指導を行っていて、様々な経験をさせてもらっています。

私自身は大学受験の経験が少ししかありませんでしたが、

ここに来てから、

「帰国生入試」「AO入試」「公募推薦入試」「指定校推薦」「一般受験」

を経験しました。様々な入試があり、それぞれの意図を解釈し、どのように対応するのが良いかを考え

生徒とともに試験に向かっていくようにしています。


今年は、帰国生入試で合格が出ました。まだこれからも試験は続いていきます。

勢いをつけてこれからの試験にも向かっていけそうで、ホッとしています。



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